全国学力調査順位の変動

先日お話ししました、全国学力調査の結果を基に各地で講演を行っています。
広島と徳島の順位が上がったことを取り上げると、皆さんかなり読書習慣に必要性を感じるようです。
学力アップの鍵は全て読書を続けることから始まる。と言っても過言ではないようです。というのも埼玉県の全国学力調査の結果は、昨年より7つ順位を下げてしましました。結果は翌々日の新聞に掲載されていました。
分析の結果、該当の6年生は昨年より読書を30分以上する子供の減少、そしてテレビやゲームを2時間以上する子供の増加にありました。
季節がら家族みんなで読書ですね。

第3回全国学力調査

2学期がスタートしました。移行措置期間に入り初めての2学期、各学校ではかなりの授業取り組み策を思案しているようです。その変化に伴いワンポイントアドバイスをいたします。
第3回全国学力調査の結果が先月末に発表になりました。小学校6年生では、やはり第1位は秋田・第2位は福井・第3位は青森と変わらず・・・しかし急激に順位を上げた県が広島・徳島・愛媛・大阪などでした。大阪の特化した教育への取り組みは、このブログでも何回か取り上げましたが、広島・徳島の急激な順位の上昇にある共通点を見つけました。それは「読書活動推進計画」への取り組みです。難しいことは講演会や研修会で説明しますが、とにかく「読書習慣」を学校でも家でも地域を挙げて取り組んでいる姿勢が伺えます。
先日のブログで「家に本がたくさんある」家庭の子供が、全国学力調査でも上位層にいることをお話ししましたが「学力の向上」をテーマに考えると「読書習慣」は全ての中心にあると思います。
いつでも手の届くところに「本や図鑑」を揃えてください。読書の秋です。

2学期の準備

さあ、もうすぐ2学期が始まります。宿題は全部終わりましたか?
ここで2学期に向けた家庭での準備をまとめてお話します。
もし夏休みの天気をインターネットで調べるようなことがあれば、これはNG。今回は間に合わないとしても日々の積み重ねが大切なことを家族で話し合ってください。と言うのも、1回から5回に渡ってお伝えしました「夏休み対策」ですが、その中でも触れた全国学力調査の家庭内分析から分かったことを、今回はいくつか付け加えます。
親の年収に関わらず
【1】ニュースや新聞記事について子供と話す。
【2】家に本が沢山ある。
【3】親が言わなくても子供から勉強する習慣が付いている。
【4】小さい頃に本の読み聞かせをした。などです。
特に【3】【4】は小さい頃からの習慣付けが大切ということが分かります。また、いきなり新聞記事?ということが難しい世代には、やはり図鑑などで「なぜ?どうして?」を繰り返すことが大切です。
最後に「親の普段の行動」に関しては学力上位層では「クラシック音楽のコンサートに行く」「お菓子の手作りをする」などが上げられ、低学力層では「パチンコ、競馬、競輪、カラオケに行く」などが上げられていました。
子供だけではなく、2学期に向けた「家族のでの学習ルール」を今一度考えてみてください。

夏休みのある家族

お盆休み、新幹線や飛行機も家族でいっぱいです。先日ホッとする家族に出会いました・・・超満員の新幹線、普段はビジネスマンでいっぱいですが、さすがにお盆中となると殆ど観光客で満席でした。
こんな時個々の家庭でしつけに関する気の入れようが浮き彫りになりますね。2時間以上座っていれば大人でも退屈します。気になったのはイヤホーンで音楽を聴きながら、周囲を気にせず話をする社会人女性グループ!とんでもなく大きな声で2時間話しっぱなし。久しぶりの旅行で興奮気味なのか?話をするなら音楽は後にすればいいのに!またイヤホーンを耳に付けながら話すと、自分の声がどのくらい大きくなるか?きっと想像できないのでしょう。
そのグループに向かって一言注意したある男性。前方だったので最初は一人かと思っていましたが、私が降りる前に何と4人家族だったことがわかりました。というのも小学生2~3年生?と3~4年生?二人の子供は結構厚い本を読んでいました。きっと約2時間ずっと本を読んでいたか?小さな声で話をしていたのでしょう。かなりの子供たちがゲームに夢中になっている光景を目にする夏休みですが、何かホッとしました。
この両親の子供が小さい時からの「読書習慣」と「大勢の中での振舞い方」のしつけ方針、素晴らしいと思いました。社会人女性グループ・・・完敗ですね?

夏休み対策 その5

お客様からの投稿です。
 昨日うちの子とYさんちの子と4人で庭で遊んでいた時のこと。大きなショウリョウバッタがいました。それを見付けた途端、うちの下の娘が慌てて家の中へ走って行きました。怖くて逃げたな?と思いきや、ある学習雑誌を持って外へ出て来ました。
そして、本を捲り『ずかん』のページを開くのです。今、娘は目の前にいるバッタがこの本に載ってると思ったのです。残念ながら載っていたのはオンブバッタでした。『似てるけど、ちょっと違うねぇ』4才の娘のこの『これ何?調べてみよう』と言う行動には私も驚きました。学研と出会って良かったなぁと改めて感じた出来事でした。
その後もパセリの葉に緑と黒の縞模様の青虫に似た虫を発見!みんなでつついて角を出させました。そしたら、Yさんの上の子が『角を出したら臭い匂いを出すんだよ。それはね敵をやっつけるためなんだよ』って教えてくれました。夜、こどもベスト図鑑で何の幼虫なのかを調べ、キアゲハだとわかりました。そして、なぜなぜベスト図鑑で『あげはの幼虫はなぜ角を出すの』を読み、Yさんの子が教えてくれた事を再確認しました。ショウリョウバッタに関しても、こどもベスト図鑑で調べ、面白い説明に感激しました。本当に感謝です。
~コメント~
夏休み充実していますね!以前話しました『これ何?なぜどうして?』と考えることが習慣ななってくると子供たちの学力はどんどん伸びますよ!2学期が楽しみですね。