酒井のつぶやき

前回の続き・大阪の学校教育から

大阪府が強調している「家庭で勉強をする子供の育成を目指す為の学校教育」指導内容の中に度々とりあげらるのは、やはり「反復練習」です。これは全国学力テストの結果、上位の秋田県の教育委員会が数年前から取り上げているプロセスの一つです。
やはり何事も決めたら一定期間「続ける!」という概念はどこのジャンルでも大切です。私の好きな言葉に「意識変われば、行動変わり、行動変われば、習慣が変わり、習慣が変われば、性格・・・運命が変わる」という標語があります。私もいろいろ試してみましたが、一番しんどいのが「習慣を変えること!」すなわち「続ける!継続」です。
長くなりましたが、ここで「習慣にしてただきたい家庭学習の項目」を最近の傾向から、再度まとめます。1・これからの新家庭学習標語=「読み・書き・計算・英会話」(歴史ある「読み・書き・計算」に「英会話」を必ず導入してください。最低英単語からでも~)2・学習時間と内容=学年×10分+10~30分(ドリルなどの反復練習)3・学習時間と内容=学年×5ページ(本を見たり読んだり)と英語を音声で10単語繰り返してみてください。始めは大変かもしれませんが意外と簡単に慣れてきます。子供の嫌がる「歯磨き3分」よりずっと楽です。

大阪府学校教育の深い話

連休中、某新聞に気になる記事が掲載されていました。「大阪府は家庭で勉強する習慣を付けるために放課後の学校を活用している」という内容でした。簡単に言うと学習支援アドバイザーが放課後、先生たちと一緒に生徒を個別指導しているという内容でした。
更に興味があったのは、府教育委員会が製作した小中学生に向けた「家庭学習の手引き」の活用です。早速関係者に連絡を取り入手していただくようお願いしましたが、大阪府はご存知の通り「全国学力調査」で、ここ2年連続順位に悩み、また家庭内で30分以上勉強する子供たちも全国平均より少ないという現状から、このような策を練りだしたのだと思います。
今回の記事で「安心!」したのは基礎学力を先生方だけに頼り底上げするのではなく、「最終的には家庭で勉強する習慣づけを目標」にした独自の放課後活用プログラムであったことです。大阪府に限らず、「お子様が家で勉強する習慣の無いご家庭」は是非、これらを参考に家庭学習のルールを早めに確立してください。私が公表している具体的な内容は次回・・・また復習しましょう。
(追伸)大阪府作成の「家庭学習の手引き」は入手でき次第、気になる箇所をお伝えします。

全国学力調査

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2009年度の全国学力調査がいよいよ来週の4月21日火曜日に行われます。
小学6年生と中学3年生で行われるこのテストですが、ここ最近では43年ぶりに連続して3回行われ、各都道府県共にある程度の対策を行っている気がします。
テスト内容は国語と算数(数学)の各教科A基本、B発展と二種類のテストが行われ、特にB発展は問題の内容が広く、深くかなりの難易度です。頭で考えるだけではなく、体験を通して想像力や推測力、時には心を働かせて解く問題も出題されます。またそれらのテスト以外に生活状況調査が行われます。家庭内での規律、躾、食生活と学力調査の得点の関係はかなり密接なようです。
特に保護者の皆様!当該学年にとらわれず、どんなテスト内容か?どんな調査か?小学低学年から気にかけておくと大変参考になります。詳しくは私の教育講演会でお伝えしていますが、文部科学省のHP等でも見られますので、是非ご確認を!
 文部科学省 http://www.mext.go.jp/

新学習指導要領

春休みも終わり、新しい学年のスタートですね?ここ数ヶ月間皆様方に、正にこの新年度の大きな変革についての情報をお送りしてきましたが「家庭での学習準備と習慣付」はこれからが本番に入りますので、とにかく早めに親子で学習時間のルールを決め徹底して下さい。この習慣付の効果はどんな学校・どんな先生でも良い評価をしてもらえる鍵になるはずです。
今回はお問い合わせの多い、今年度から小学校で学年を繰り上げて(例・3年生→2年生)習う項目について、簡単にまとめます。 新しい指導内容の例を算数からお伝えします。1年生⇒簡単な2けたのたし算・ひき算、時刻の読み方が加わります。2年生⇒簡単な3けたのたし算・ひき算、時間の単位が加わります。3年生⇒重さの単位(t)、二等辺三角形、正三角形、円、角が加わります。4年生⇒小数×整数、小数÷整数、立方体、直方体が加わります。5年生⇒ひし形・台形の面積、正多角形、図形の合同が加わります。6年生⇒縮図や拡大図、文字を用いた式(a,x)などが加わります。理科では3年生⇒風やゴムの働き、4年生⇒人の体のつくりと運動、5年生⇒水中の小さな生物、6年生⇒月と太陽が加わります。
学習する場所を学校だけに習慣付けてしまうと、特に3年生くらいから習う教科、項目が急に増えるため内容を深く理解することが困難になります。新しい教科書に変わる平成23年度の準備を今から再確認してください。『家庭学習環境』大丈夫ですか?

英語の授業格差

新年度が始まりました。春休みが終わるまで、お子様と一緒の生活で少々大変なこともあると思いますが、この新年度は特に小学校教育が40年ぶりに大きく変わる大切な年です。学年によって異なりますが、新学年の授業の進め方を是非予習しておいてください。特に小学校で外国語が授業として取り入れられる歴史的な年でもあります。最近定着しつつある「読み・書き・計算」にひとつ付け加え「読み・書き・計算・英会話(英単語)」を新たな家庭教育の基礎標語としてください。と言うのも市町村によって学校教育予算や方針に大きな差が生じるからです。先日、政令市と東京23区の外国語(英語)必修化による予算の提示が発表になりました。驚いたのは政令市の一校あたりの予算、最高額はさいたま市の169万円で横浜市が158万円、最低額は大阪市が12万円で福岡市22万円・名古屋市29万円と続きます。都内での一校あたりの予算、最高額は港区の586万円で、通常授業数35コマの倍の70コマを今年度から行うようです。驚きやご不満もあるかと思いますが、この学校教育格差は急には変えられませんね?やはりこれからはご家庭でも「読み・書き・計算・英会話(英単語)」だと思います。